このページの本文へ移動
ページの先頭です
以下、ナビゲーションになります
以下、本文になります

教員養成目標(理工学研究科)

理工学研究科情報工学専攻

中専免(数学)・高専免(数学)

 理工学研究科情報工学専攻では、情報の処理と伝達に関わる情報分野と、人間の知的働きを模してそれを工学的に応用することを目指す知能分野とを、バランスよく身に付けた高度な技術者・研究者の養成を目指している。両分野において、例えば知能情報技術や符号化技術のように、多くの技術がその核を数学に置いている。数学と情報技術との学問的かつ実践的関わりについて理解を深めた教員の養成は、本専攻の使命の一つに位置づけられる。本専攻の講義と修士論文に関する研究を通じ、そこで用いられる数学を深く理解し、数学の創造性あるいは数学と情報技術との密接な関係を体験し、さらに探求することや創造することの喜びを伝え、数学に優れた適性を持つ中学生・高校生を適切に指導できる教員を養成する。

理工学研究科応用化学専攻

中専免(理科)・高専免(理科)

 理工学研究科応用化学専攻では、化学および化学工学に関する種々の課題について、基礎から先端分野を網羅する専門的知識、ならびに国際感覚や良識をもって探求し、解決できる人材育成を目指している。物理化学、無機化学、有機化学分野における現代的トピックス、化学工学、生物化学、材料化学分野の先端領域、さらには科学英語などを十分に学習できる科目群や、先進分野についての化学研究実験により、化学・化学工学分野の技術者・研究者を育成するためのカリキュラムとなっている。これらの教育課程を通じ、化学を含めた自然科学の諸分野について、より専門的な立場から広い視野をもって説明・指導ができ、かつ、現代社会・科学の直面する諸問題を理解し、解析し、その解決を目指すことのできる姿勢と良心を身に付けた理科教員を養成する。

理工学研究科数理環境科学専攻

中専免(数学)・高専免(数学)

 理工学研究科数理環境科学専攻では、中学生・高校生の基礎的数学力を向上させ、今後の大規模な科学文明社会を支える賢明な市民を育成できる数学教員の人材育成を目指している。科学文明が高度な発展を続ける現代社会にあっては、賢明な市民だけでなく、優秀な理工系の研究者と実務家も不可欠である。特に、解析学、幾何学、代数学、統計学等の分野での研究生活を通し数学の創造性を体験させ、研究成果を発表できるように確実なプレゼンテーション技法を修得させることを図る。さらに自らの研究生活での喜びを生徒全員に伝えることに加え、数学に優れた適性を持つ中学生・高校生をも適切に指導できる多数の数学教員を養成する。

中専免(理科)・高専免(理科)

 理工学研究科数理環境科学専攻では、環境科学コースにおいて、最先端の地球科学により地球の過去を知り、現在起こっている環境問題の何たるかを科学的に認識するとともに、それに対して正しく対処でき、環境問題の人類に対する意味を深く追求することで、地球上の生命全体の持続的共存の科学的方策や、将来のエネルギーシステムについて環境や資源の観点から総合的に考えることができる人材の育成を目指している。これらを通して化学、地球科学、生態学等の分野において高度な問題解決能力とプレゼンテーション技法を身に付け、環境教育を含む理科教育に指導的役割を果たすことができる教員を養成する。