このページの本文へ移動
ページの先頭です
以下、ナビゲーションになります
以下、本文になります

教員養成目標(心理学研究科)

心理学研究科心理学専攻

中専免(社会)・高専免(地理歴史)・高専免(公民)

 心理学研究科心理学専攻では、人間行動の基礎にある心理学的な機能を理解するために、実験心理学的アプローチをベースとした高度な教育と研究を行っている。その際、心理学的な機能の基礎メカニズムを追及するだけでなく、社会的・臨床的問題に対応できるような広がりと深みのある教育研究を目指して取り組んでいる。また、国際化に対応して、世界および日本の社会的特性を考慮しつつ、現代社会の中で生きる人間の心の働きを理解し、社会の諸問題をこうした現代社会に生きる人間の課題として捉え、それらの課題に対応できる高度な研究能力を持つ人材の養成を目指している。このうち特に、青年期の課題と人間としての在り方や生き方、生徒の学習過程、子どもの心身の発達過程、さらに現代において重要性の増している倫理やアイデンティティの獲得については、人間を取り巻く環境や歴史的要因をも考慮した上で、理解し対応できることを目指している。以上の目的のため、心理学研究科心理学専攻では「教育の基礎的理解に関する科目」と「道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目」に関する諸学問体系の教育の充実を図り、中専免(社会)・高専免(地理歴史)・高専免(公民)の課程にふさわしい教育カリキュラムを用意し、心理学的な観点も踏まえて指導できる教員を養成する。