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教員養成目標(文化情報学部)

文化情報学部文化情報学科

中一種免(社会)

 文化情報学部文化情報学科では、深く文化と社会を理解した上で、それらが持っている大量で多彩な情報を、客観的に分析研究することが重視されている。一方社会の仕組みを理解するためには、普遍的で広い視野を持って様々な社会現象を総合化する能力が必要である。その点で本学部が進めてきた、データに基づいた文化と社会現象の総合的な研究は、急激に進む情報化社会において、普遍的かつ客観的に社会の仕組みを説明し指導できる社会科教員の条件に合致している。
 本課程では、社会に関する諸学問体系の教育を前提に、広い視野から情報を総合化して、社会科を指導できる教員を養成する。

高一種免(地理歴史)

 文化情報学部文化情報学科では、深く文化と社会を理解した上で、それらが持っている大量で多彩な情報を、客観的に分析研究することが重視されている。とくに考古学、美術史、文献などの分野では、京都をはじめとする各地の歴史や、美術作品および文献史料の中から、膨大な情報を抽出し、その分析から過去に生きた人々の姿をダイナミックに再現する研究をおこなっている。
 歴史や地理を学ぶためには、大量の情報を詳細に検討する必要があり、さらに近年は、グローバルな視野とマルチメディアを利用した授業展開が求められている。本課程では、地歴に関する諸学問体系の教育を前提に、時間と空間に対する視点を意識した歴史資料の分析から、急速に発展する情報機器も駆使し、マルチメディアな指導法と歴史系諸分野の枠を越えた新たな視点で地理歴史科を指導できる教員を養成する。

高一種免(公民)

 文化情報学部文化情報学科では、深く文化と社会を理解した上で、それらが持っている大量で多彩な情報を客観的に分析研究することが、重視されている。とくに多様な社会現象に対しては、社会調査士の資格取得が可能なカリキュラムを準備し、また社会に関係する大量の情報から、普遍的な社会の仕組みや現代人の行動様式および価値観などの研究が行われている。
 本課程では、公民に関する諸学問体系の教育を前提に、集団や組織に対する心理学や認知科学的な観点も踏まえて、公民科を指導できる教員を養成する。

中一種免(数学)・高一種免(数学)

 文化情報学部文化情報学科では、人間の営みをすべて文化と捉え、文化現象をデータサイエンスの手法で分析し、新たな知見を発見することを目的としている。そのための基盤的知識習得のため、基礎数理科目群を配置し、論理と数理、離散数学などの基礎的な数学科目を始め、解析系、確率統計系の多くの数学系科目を開講している。加えて、幅広い数学の知識を身に着けるため、代数系、幾何系の教職専用科目を開講している。さらに、実際に数理的な分析を必要とする多くの関連科目を開講している。本課程では、数学の理論の理解のみならず、文化に関する広い教養と、現実の問題解決に数学を利用できる応用力を有し、それらの能力を生かした学習指導ができる数学科教員を養成する。

高一種免(情報)

 文化情報学部文化情報学科では、人間の営みをすべて文化と捉え、文化現象をデータサイエンスの手法で分析し、新たな知見を発見することを目的としている。そのための基盤的知識の習得のため、情報・コンピュータ科目群を配置し、情報科学の基礎理論から応用まで幅広く情報系科目を開講している。その中には、プログラミング、データベースシステムなど多くの演習科目が含まれている。これらの科目の学習過程を経て、学生は、情報に関する基礎知識および実践手法を習得することができる。本課程では、情報科学の知識のみならず、文化に関する広い教養と、現実の問題解決に情報を利用できる応用力を有し、それらの能力を生かした学習指導ができる情報科教員を養成する。